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2014.01-

つんどく

 年明けくらいに、40代・50代の第一線で働く方々とお会いする機会があった。そういった第一線で働く方々と膝を突き合わせて話をするのは大学時代は週1であったけど、社会人になってからは数年ぶりだった。それだけに興奮して、その日は眠れなかった。

 

 彼らみたいなサラブレッドな生き方は、とてもじゃないけれども私にはできない。「じゃあ、30代をどう過ごせばいいのだろうか」と改めて思い巡らせたときに、この失敗の本質を読むことにした。以前、40代の女性から勧められ購入はしていたものの、なんとなく「きっと私の悪い部分がたくさん書かれているんだろう」と気が乗らずに、10年ほど寝かしてしまった。そのときは向き合うことができなかったのだ。だが、サラブレッドな方々と話していたときに、「失敗の本質」が話題に上がったこともあり、決意をしてページをめくった。たぶん、いまの私に足りないのはこれだろうと。

 

 一回では理解できないので、繰り返し咀嚼をしているところだが、いまこのタイミングでこれを読んで本当によかったと感じる。20代の頃の間違いをまた10年繰り返すところだったかもしれないと思うと怖い。学生の頃読まずに、いまこのタイミングで読めたのは、いろんな条件が重なったからこそなんだと感じる。社会に出てそれなりに揉まれて、喜怒哀楽いろんな感情を経験したからこそ、読む気になれた。感情や経験が土台となって、ページをめくる後押しをしてくれた。年齢に応じて読む本が変わる。その変化が面白い。

 

 そんなわけで、今年は本を読む1年となれば良いな。

 

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)